2010年5月30日日曜日

Oracle Managed FIles(OMF)

下記のパラメータによってディレクトリを定義することで、データベース・ファイルのファイル名や場所などを手動で管理する必要がなくなる。

DB_CREATE_FILE_DEST・・・データファイル、一時ファイルのディレクトリを指定
DB_CREATE_ONLINE_LOG_DEST_n・・・オンラインREDOログ・ファイル、制御ファイルのディレクトリを指定
DB_RECOVERY_FILE_DST・・・フラッシュ・リカバリ領域のディレクトリを指定

サービス登録

・動的サービス登録により、デフォルト・リスナーへ自動的にサービス情報が登録される。
・動的サービス登録により、登録されるサービス名は、SERBICE_NAMES初期化パラメータ値
・SERVICE_NAMEがない場合、DBNAME . DB_DOMAINで登録される。

・デフォルト以外のリスナーを利用する場合、静的サービス登録の指定が必要になる。
※ただし「リスナーの再起動」「リスナー情報のリロード」をした後で有効となる。

ORACLE NET SERVICE

・ORACLE NETの設定次第で、外部のコード・ライブラリ(EXTPROC)へのアクセスを許可することが可能である。
・異機種間サービス経由で、IVM DB2などORACLE以外のRDMSに接続すことも可能。

MOUNT状態の操作

・データファイル名の変更
・アーカイブの有効化
・データベース・リカバリの実行

DBCA

可能な操作
・データベースの作成
・データベース・オプションの構成
・データベースの削除
・テンプレートの管理
・自動ストレージ管理の構成

DBCA初期化パラメータ・ページのタブ一覧
・メモリー
メモリー使用量を制御する初期化パラメータを設定
・サイズ指定
ブロック・サイズを指定できる
・キャラクターセット
データベースのキャラクタセットを指定できる。
・接続モード「専用サーバー・モード」「共有サーバー・モード」を指定できる。

DBCAを使用してリカバリに関する指定
・フラッシュ・リカバリの領域の場所と領域のサイズ
・アーカイブの有効化
※フラッシュバックの保証期間はDBCAでは設定不可能

データベース名のルール

最大8バイト
デフォルトはorcl
大文字、小文字の区別はなし
先頭に数字・記号は使用できない。

環境条件

1GB以上のRAM
/tmpに400MB
インストール・タイプによるが、3.5~5.0GBのディスク領域
1.5GBのスワップ領域